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アメリカ側彎症学会

本日はうれしいことがあったので、ここに書こうと思います。
私共側弯症を治療を行う世界中の医師たち約500人で構成されるアメリカ側弯症学会(SRS)という学会があります。
世界で500人程度の限られた、実績と業績、側弯症の治療に対する貢献が認められたものだけが入ることのできる学会で、毎年この学会で、これまでの治療の問題、これからの課題を話し合います。
この中にいくつかの委員会があり、私の所属しているGlobal outreach Committee (GOP Committee, 世界の途上国における脊柱変形の治療を促進するもの)などがあります。
現在側弯症の治療の課題は特発性側弯症患者で進行する患者の早期発見治療と、幼いお子さんの変形が強い患者さんに対する治療、そして、成人の側弯症の術後合併症です。
このいづれも以前から私自身も一貫して取り組んでいる課題なのですが、その中で、成人の治療の問題点を話し合う委員会であるAdult Deformity Committeeからメンバーになるようにと招待がありました。今後4年間委員会のメンバーとして成人脊柱変形のが合併症を減らすための取り組みを責任をもって話し合っていきます。
本年度は137人以上のメンバーの応募があったということで,その中から選ばれたということはとても名誉なことであると同時に責任の重さを痛感しています。
本年から4年間は全身全霊をかけて世界の側弯症治療における短期的また長期的合併症を減らすことができるように、さまざまな活動を行っていこうと思います。
今回委員会のメンバーになるのにあたって、たくさんのSRSの友人や知人が推薦してくれたそうです。私の知らないうちにいろいろなことが決まって、誕生日のサプライズプレゼントのように、何も知らない私に突然委員会から手紙が来ました。今回のことを主に率先して行ってくださったDr. Robert Gainesには本当に感謝しております。
いつか私も彼のように若い医師たちに機会を与えることができるよう、努めて参りたいと思います。
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またまたアメリカから側弯症手術の見学に来てくれました。

先月に引き続いて今月も3週間前から、以前アメリカでの勤務先のHospital for Special Surgeryからアメリカの先生が手術のトレーニングに来てくれています。8月20日まで約4週間滞在予定で、夏休みも日本で取るとのことで、先週は京都や箱根に観光にいってきたようです。
さて、当院では脊椎側弯症の後方固定術、前方固定術を中心に手術の見学や、レクチャー等を行っています。
今回HSSから来てくれたVenu Nemani先生は帰国後脊柱変形を専門とするさらなるトレーニングを受けるために現在全米一の施設であるワシントン大学のDr.Lenkeのもとで1年間研修をするようです。
彼も私も比較的若いのでこれから20-30年同じ分野で切磋琢磨していくことができればとわくわくしています。
側弯症の世界も世代交代を迎えています。
これまで第一線で活躍してきた世界中の先生がここ5年くらいでたくさん現役から退きます。私のボスのDr. Boachieも9月末でNew Yowkのpracticeを閉じて、ガーナに戻り、後進の育成に当たるということです。
私は幸いアメリカを含めた他の国の若い先生方とたくさん知り合うことができました。
これから彼らと力を合わせて、脊柱変形の治療がより良いものにしていきたいと思っています。
今夏New yorkから来てくれたVenuもその一員になることは間違いないと思います。
願わくばいつか私の教え子たちがかれらのpracticeを見学に訪れて、交換留学のようなことができればと思っています。
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