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ガーナで側弯症の手術をしてきました。

先週ガーナに戻り重症側弯症や後側弯症などの重症の子どもたちの手術をしてきました。
私の方では8件の手術とボスのボアチ先生の手術助手を2件行ってまいりました。
いづれもとても困難な手術となりましたが、現地の研修医などと力を合わせて無事にすべての手術を合併症なく行うことができました。
子どもたちの命を助けることができたのかなと、すこしは役に立てたのかなと、ひと安心しています。
チームはもう1週間ガーナに残りの手術を行う予定です。
私は毎度のことですが、後ろ髪をひかれる思いで帰国いたしました。
帰国早々昨日は後側弯症の大きな手術があり、少しばてましたが、こちらもなんとか順調に終えることができました。
通算しますとガーナで執刀した手術も50件50人を超えました。また助手として参加した手術も50件を超えました。
アフリカで脊柱変形のために命をからもればほんの一握りにすぎませんが、一人一人にそれぞれの人生があります。
その一人一人の人生を少しでも良くすることがこれからもできればと思います。

側弯症のTop Articleに選ばれました。

脊椎の病気に関する調査報告を掲載する学術雑誌の中のもっとも有名で格式の高い雑誌に"Spine"という雑誌があります。
数日間にSpineからあなたの論文が昨年度の最も読まれた論文TOP10に選ばれましたという報告をいただきました。
論文のタイトルは
Incidence, risk factors, and natural course of proximal junctional kyphosis: surgical outcomes review of adult idiopathic scoliosis. Minimum 5 years of follow-up.
Yagi M, King AB, Boachie-Adjei O.
Spine (Phila Pa 1976). 2012 Aug 1;37(17):1479-89. doi: 10.1097/BRS.0b013e31824e4888.
というもので、側弯症の固定術後の隣接する脊椎に起こる変形などの障害を分類し、原因を調べたものです。
多くの専門家が興味を持って読んでくださったことをとてもうれしく思います。

これを励みに毎年このようの多くの専門家が興味を持っている分野のためになる研究を継続して、少しでも側弯症治療が前進することに役に立てばと思っています。
top artile.png

来週はガーナで側弯症の手術です。

今年もこの季節になりました。恒例のガーナでの医療活動です。来週1週間ガーナで脊柱側弯症の重症例の手術を行ってきます。チームは3週間現地にとどまりますが、私は1週間だけの滞在です。滞在中9件の重症側弯症のお子さんたちの手術を執刀することになっています。そのほかに助手が数件の予定です。どのこどもたちも麻痺や痛み、呼吸不全など、命の危機に直面しています。全身全霊をかけて、こどもたちを助けたいと思います。かなり難易度の高い手術で、毎年私自身も寿命が縮まる重いです。いつも行く直前にははたして無事に子どもたちを直すことができるのか不安で、押しつぶされそうになりますが、自分を奮い立たせて頑張ってこようと思います。
いつも手術が無事に終わったときには自分以外の大きな力の存在を感じます。その大きなちからはわたしとこどもたちにとっては神様なのかもしれませんし、あるいは私の師であるボアチ先生からの教えや、信頼なのかも知れません。
今年も無事にガーナに戻ることができそうです。
チームで行うすべての手術が無事に終了することを祈って。
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