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異動になりました。

このブログをご覧いただいているかた、ご覧いただいて実際に病院にいらしてくださったかた、手術をお受けになられたかた、またこれからご来院のご予定のかたにご報告です。
5年間勤務いたしました村山医療センターを3月末を持ちまして退職し、他院に異動することになりました。
新し勤務先は慶應義塾大学病院です。
慣れ親しんだ勤務先を離れるのは少し寂しいですが、環境を変えて初心に戻り、心機一転また頑張っていこうと思います。
ひとつ大切なご案内がありましてブログしております。
これまで現勤務先ではお電話で”側弯症外来”の予約が可能だったのですが、転勤後の慶應義塾大学病院では完全紹介制のため、受診にあたって紹介状が必ず必要となります。
ご面倒でも必ず、主治医の先生に紹介状をいただいて、ご予約くださいますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
その際なるべくこれまでのレントゲンなどの画像をお持ちくださいますよう重ねてお願い申し上げます。
来月には恩師のDr. Boachieが日本に立ち寄るとのことで久しぶりにお目にかかれそうです。
いつも気にかけてくださっていたので。さっそく異動の報告をしたいと思います。
今年の冬はガーナにまた戻ることができそうです。

側弯症のアフリカでの活動がCNNで放送されました。

ずいぶん間が空いてしまいました。
先日ボスのボアチ先生のガーナの病院がCNNに取り上げられました。
僕も毎年重症の側弯症の子供たちの治療のためにこの病院に行っています。
昨年はエボラ熱の影響で行くことができませんでしたが、今年は気を付けて秋に行く予定です。
とてもよくできたVTRでDr. Boachieの哲学や夢がよくまとめられています。このような難しい手術ばかりでも、"Do not harm" とお話しされているのはDr. Boachieのお人柄がよく出ています。(ヒポクラテスの誓いにある”患者を痛めつけてはならない”というものの引用だと思いますが、深刻な合併症を出してはならないという意味で使っていると思います。)これを見ると、あきらめずに信念をもって物事に取り組めば、大抵のことは成し遂げられるのだなと勇気が出ます。ボスは偉大です。
英語のビデオですが、雰囲気は分かるかと思います。
プレゼンテーション1.jpg
以下リンクです。
http://edition.cnn.com/videos/world/2015/03/02/spc-african-voices-oheneba-boachie-adjei-c.cnn

側弯症の学会報告と近況報告、外国人医師の見学受け入れなど。

ずいぶん筆無精になってしましました。
目が回るくらい忙しい日がしばらく続きまして、更新を怠ってしましました。
この間アメリカ出張2回(シカゴ、ニューヨーク)国内出張1度、さらに外国人医師の見学などもありました。
まずはニューヨークですが、これは私のボスのDr. Boachieがアメリカの病院から正式に退官し、祖国ガーナに自身で建築した最新式の病院に転勤されることになり、退官パーティーに参加してきました。
きらびやかな会場でNBAのスーパースターや著名人が多く集まる会で、やはりボスはとても穏やかで、飾り気のないいつも通りの方でした。
生い立ちからこれまでをご自身で簡単に明るくそっけなく、お話になられてましたが、一言一言の裏にある努力や困難は私などの経験するものとはまったく程度の違うものが隠されていると思います。
Dr. Boachieはニューヨークでの仕事を終えて、ガーナでアフリカ全土の脊柱変形の患者を治療し、また更新を育て、それだけでなく、世界中から研修医を受け入れトレーニングをしていくそうです。
ふつう、アフリカで医療というと先進国に助けてもらって、粗末な機械で、などと想像しますが、彼にはそんな考えは全くなく、世界で最も困難な患者の集まるアフリカで最高の医療を行って、世界各地の研修医や医師をトレーニングしようという気概のようです。
パラダイムシフトですね。
アフリカが医療でも研究でも世界の最先端になるとい彼は信じています。
世界を変えていく人々の考えはやはり素晴らしいなと思いましたし、それを可能にする彼の人間力にもただただ感服するばかりです。
それから、シカゴを国際的な多施設研究の打ち合わせのために行ってきました。こちらはすでに40台前半くらいの年の人々で会を運営しており、50歳から時には70歳代の人が大体どの分野でも運営の中心にいる我が国との大きな違いを感じました。
私が高齢者になるときには可及的速やかに気力体力判断力の充実した若者たちに機会を与えられるよう全力で取り組みたいと思います。
話は尽きませんが、またまたニューヨークから私の手術にお見学に大変聡明な医師が来てくれました。一緒に手術をしながら物事の概念や、大切にしていること、哲学といったものを話し合い、わかってくれたようでした。私自身もこのように海外からたくさんの医師が手術のトレーニングに来てくれることを誇りに思いますIMG_3575.JPGsrs 2014.jpgIMG_3495 (1).JPGCIMG3237.JPG

アメリカ側彎症学会

本日はうれしいことがあったので、ここに書こうと思います。
私共側弯症を治療を行う世界中の医師たち約500人で構成されるアメリカ側弯症学会(SRS)という学会があります。
世界で500人程度の限られた、実績と業績、側弯症の治療に対する貢献が認められたものだけが入ることのできる学会で、毎年この学会で、これまでの治療の問題、これからの課題を話し合います。
この中にいくつかの委員会があり、私の所属しているGlobal outreach Committee (GOP Committee, 世界の途上国における脊柱変形の治療を促進するもの)などがあります。
現在側弯症の治療の課題は特発性側弯症患者で進行する患者の早期発見治療と、幼いお子さんの変形が強い患者さんに対する治療、そして、成人の側弯症の術後合併症です。
このいづれも以前から私自身も一貫して取り組んでいる課題なのですが、その中で、成人の治療の問題点を話し合う委員会であるAdult Deformity Committeeからメンバーになるようにと招待がありました。今後4年間委員会のメンバーとして成人脊柱変形のが合併症を減らすための取り組みを責任をもって話し合っていきます。
本年度は137人以上のメンバーの応募があったということで,その中から選ばれたということはとても名誉なことであると同時に責任の重さを痛感しています。
本年から4年間は全身全霊をかけて世界の側弯症治療における短期的また長期的合併症を減らすことができるように、さまざまな活動を行っていこうと思います。
今回委員会のメンバーになるのにあたって、たくさんのSRSの友人や知人が推薦してくれたそうです。私の知らないうちにいろいろなことが決まって、誕生日のサプライズプレゼントのように、何も知らない私に突然委員会から手紙が来ました。今回のことを主に率先して行ってくださったDr. Robert Gainesには本当に感謝しております。
いつか私も彼のように若い医師たちに機会を与えることができるよう、努めて参りたいと思います。
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またまたアメリカから側弯症手術の見学に来てくれました。

先月に引き続いて今月も3週間前から、以前アメリカでの勤務先のHospital for Special Surgeryからアメリカの先生が手術のトレーニングに来てくれています。8月20日まで約4週間滞在予定で、夏休みも日本で取るとのことで、先週は京都や箱根に観光にいってきたようです。
さて、当院では脊椎側弯症の後方固定術、前方固定術を中心に手術の見学や、レクチャー等を行っています。
今回HSSから来てくれたVenu Nemani先生は帰国後脊柱変形を専門とするさらなるトレーニングを受けるために現在全米一の施設であるワシントン大学のDr.Lenkeのもとで1年間研修をするようです。
彼も私も比較的若いのでこれから20-30年同じ分野で切磋琢磨していくことができればとわくわくしています。
側弯症の世界も世代交代を迎えています。
これまで第一線で活躍してきた世界中の先生がここ5年くらいでたくさん現役から退きます。私のボスのDr. Boachieも9月末でNew Yowkのpracticeを閉じて、ガーナに戻り、後進の育成に当たるということです。
私は幸いアメリカを含めた他の国の若い先生方とたくさん知り合うことができました。
これから彼らと力を合わせて、脊柱変形の治療がより良いものにしていきたいと思っています。
今夏New yorkから来てくれたVenuもその一員になることは間違いないと思います。
願わくばいつか私の教え子たちがかれらのpracticeを見学に訪れて、交換留学のようなことができればと思っています。
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側弯症の

今日は手術見学のお話です。
以前にお知らせしたとおり、先週New Yorkの私がかつて勤務していた病院から、当時の少し教えた若い先生が手術の見学に来てくれました。
コロンビア大学を卒業しているとても優秀な医師で、将来はアメリカの脊椎外科を背負って立つのではないかと期待しているうちの一人です。
難しい手術を予定していましたが、なんとか無事に手術も成功し、彼も満足してくれたようです。また、手術技術に限らず、患者との接し方、手術のプランニング、方法等短い期間ではありましたが、教えうる限りのことを教えることができました。はては日米の文化の違いまで、いろいろと語り合うことができました。わたしも秋のガーナ以来、久しぶりに英語で手術をしましたが、時々やらないと忘れてしまうなと反省しました。
今回の訪問が彼にとっても私にとっても大変有意義なものとなりました。当院の若い先生方にも刺激になってくれればと思います。
来月には新たな医師が数週間訪問にきます。
これからも定期的に医師の交換訪問をしていくことができるようになればと思います。
写真 1.JPG写真 2.JPG

安室奈美恵さんの曲はやはりよいですね。

さて、今日は側弯症の治療と全く関係ない話です。
本日当直の合間に久しぶりにiTunesを開いてみたら
安室奈美恵さんのバラード集が発売されていました。
中を見たら、懐かしの曲が満載でした。
中でも
”SWEET 19 BLUCES”
にはとても懐かしさを感じました。
さっそくダウンロードして聞いてみると約20年前当時の記憶がよみがえってきます。
安室さんは私より少し年が下で、この曲が流行した当時私は大学2,3年生だったと思います。
日本中で安室さんフィーバーが起こっており、私もこの曲をずいぶんと聞いたものです。
当時の私は同年代のみなさんと同じように、大学生活を謳歌していました。毎日夜遅くまで友とアメリカンフットボール部での練習に明け暮れ、また休みの時には友と飲み明かしたりして楽しんでいたのを思い出します。
あれからもう20年もたったのだなと思うと、いろいろな感情が心に浮かびます。
楽しかったことや悲しかったこと、後悔していること、満足していること。
20歳の時の20年経過し、私はもうすぐ40歳になろうとしています。
安室さんは当時と少しも変わらず輝いています。
私の方はというと、あの頃の自分が今の自分を見たらどう思うだろうかと思います。
あの頃の、若き日の思いに私は誠実であっただろうか?
私は子どもの頃、いまでは想像もつきませんが、小児ぜんそくに苦しんでいました。
両親に何度も救急車で病院に連れて行ってもらったことがあります。
そのような経験から、医師を目指していました。
いま私は日本やガーナで側弯症の治療をしています。
20歳の時の自分が今の自分を見たら、満足はしないと思いますが、
きっとわかってくれると思います。
我ながら不器用な生き方だと思いますが、
これからも、若き日の夢に忠実に生きていきたいと思っています

側弯症、アメリカ人医師の訪問

今日は最近私の感じたうれしい出来事を書いてみようと思います。
私はアメリカやガーナなどいろいろな国で側弯症をはじめとする脊柱変形の手術を行ってきましたが、今年の夏に私が以前にNew Yorkで勤務していたHospital for Special Surgeryという病院から医師が二人私の手術を2週間見学に来ることになりました。
来年の夏にもう1人見学に来る予定です。
これは私にとってとてもうれしいことで、なぜかと申しますとHospital for Special Surgeryは過去何年間も連続して全米1位にランクされる整形外科の病院で、アメリカでもっともよい整形外科病院と考えられています。整形外科の中でも脊椎外科はアメリカで全科の中で最も年収が高く、つまり最も優秀な医師が集まる分野です。
そこの医師はハーバード大学やコロンビア大学などのアメリカのもっともよい私立大学の医学部を主席かそれに近い順位で卒業しています。
日本と違い、ただ学業が優秀なだけではよい地位にはつけないので、当然人間としても素晴らしい医師たちです。
そのような医師たちが私の手術を見学に来るということは私自身にとって大変名誉なことだと感じます。
今回来日する医師たちはみなチーフレジデントと言って5年目くらいの医師ですが、日本の医師5年生と比べると知識、技量ともに格段に上です。
3人とも、かつてアメリカにいた際に私が指導していたことのある医師たちです。
このような医師たちが見学に来ることはかられにとっても私たちにとっても大変貴重な経験になるだろうと思っています。
当院の若い先生も彼らと接して、人間性や医師としての情熱、知識、技量などを肌で感じてますます医師として精進することに役に立てばと思っています。
私自身も、せっかく遠方から来日する彼らをがっかりさせないように最大限努力していこうと思っています。

日米文化の違いに見る、側弯症、脊椎疾患治療基準の違い

今日は難しいタイトルにしてみました。
我々外科医は患者さんの治療の方針を決定する際、当然患者さんと話し合って決めていくわけですが、医師自身の治療プランというものを当然考えていきます。
特に手術の場合には、手術を行うか否かという判断に加えて、いつ、どのような方法で手術を行うのかということがとても大切になります。
これらの方針の決定の際、日米間の両国で働き、そこに違いがあること、それからその違いの原因はおそらく文化の違いにあるということに気付きました。
日本では治療方針を決定する際には、自身の経験や、患者個人個人の背景、特性等を考慮して治療方針を決定する場合が多いように感じます。一方で米国では、もちろんこれらのことは考慮に入れますが、どちらかというと、これまでのたくさんの手術成績や学会報告、論文といった科学的根拠に基づいて、ある程度画一的に治療を決定する傾向があるようです。
それぞれ、一長一短で、
日本の特徴は患者さんのそれぞれのは背景などを十分考慮して、オーダーメイド的な医療を行えるという利点がある一方で、画一的な治療を行っていないために、それぞれの治療方法の成績が不明であったり、将来に還元しづらかったり、毎回治療方針がぶれてしまったり、あるいは担当医の個人的な感覚に依存しすぎてしまうという弱点があります。
この決定方法はおそらく卓越した経験と知識を持つ医師には適した方法であると考えられる一方で、経験や知識のない医師がおこなえば、ただの思いつきの医療になってしまうという弱点があります。
一方アメリカ型の決定方針の特徴は、過去の学術的な根拠に基づいて治療を行うため、ある程度安定した治療成績が得られ、その意思決定方法を用いれば、ある程度知識や技量に差がある医師間でも一定した成績が期待できるということと、画一した治療により、その結果をわかりやすく未来の医療に還元できるという利点があります。
一方で本来患者さんは一人一人環境や状況が異なるため、本当にその患者に適した医療が行えているのかという疑問や、医師決定の根拠となっている論文等が本当に信頼できるのかという問題があります。
この医師決定方法の利点は研修医や、経験の浅い医師を科学的根拠を勉強させることで育成し、またある程度画一的な結果を担保できるため、平均的な技量と知識のある医師に向いていると考えられます。
それでは、この違いがどこからきているのか、ということを考えてみますと、
日本は単一民族国家ですから、言語や人種も単一です。相手のちょっとした表情の変化などで、相手の心の中を洞察することができます。以心伝心です。
一方、アメリカはまさに多民族国家ですから、このようなことは望むべくもありません。英語という言語も非常に原始的で、シンプルで、意志をわかりやすく伝えるのに適しています。
ですから、患者さん自身のちょっとした違いなどに基づいて治療を考えていくということは日本のような国に向いています。
また、日本が一般に”ものづくり”の国であって、アメリカが“マスプロ”の国であることなども、典型的な国民性の違いを反映していて、手術における意思決定の違いととても似ているなと思います。
もう一点日本とアメリカの違いは私個人としてはアメリカを見習わないといけないなと思っている部分です。
日本と比べてアメリカの医療の現場では、お互いで治療行為に対するカンファレンスあ度の話し合いや治療結果に対する話し合いが十分ななされ、またすべてが明るみに出ます。
この際、自身の治療や行為がどのような根拠にもとづいて行われたのかを他人に明確に説明する必要があります。日本の意思決定方針ではややもすると少しいい加減な、他人に説明できないような意思決定になってしまう場合があります。
ここはアメリカを見習って術前術後に医師やコメディカルのスタッフと治療の結果について遠慮なく話し合うことが重要ですし、そのことがより良い医師や看護師、リハビリのスタッフを育成する上で大変重要なことだと思います。
充分な技術と知識と経験があり、そのうえで過去の自分自身の経験と学術的根拠を頼りにし、患者さん個人個人に合わせて知立尾を行えるようになるのが私の目標です。

側弯症の病院情報

ご無沙汰しています。
本日は手前みそですが、私の所属する病院のホームページがリニューアルされましたので、そのお知らせです。
私の紹介やインタビュー、関係文献、側弯症の病気の説明等の詳細な情報を見ることができます。
自分のインタビューなどは自身で見るのはかなり恥ずかしい部分もありますが、みなさんのお役にたてればと思います。
また、通学後の学童の側弯症の患者さんに生活スタイルの合わせて隔週金曜簿の午後3時から側腕症外来を開始しています。初診でも症に成人どちらの側弯症の患者様でもお電話でご予約が可能です。併せてご利用ください。
以下ホームページです。

http://www.murayama-hosp.jp/




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